ラクロス用語辞典
試合観戦や部活動で使われるラクロス用語40語を分野別にまとめました。
試合の基本
| フェイスオフ | 男子ラクロスで試合開始・得点後に行うボールの奪い合い。グラウンド中央で2人が向かい合い、笛と同時にボールを奪う。専門選手(FOGO)を置くチームも多い。 |
|---|---|
| ドロー | 女子ラクロスの試合再開方法。2人の選手がクロスの背面でボールを挟み、笛と同時に空中へ放り上げて奪い合う。 |
| ポゼッション | ボールの保持権。ラクロスは得点のたびにフェイスオフ/ドローが行われるため、ポゼッション獲得率が勝敗に直結する。 |
| クリア | ディフェンス側が自陣からボールを運び出し、オフェンスへ移行するプレー。クリア成功率はチーム力の重要指標。 |
| ライド | 相手のクリアを妨害するプレー。オフェンス側が守備に切り替わる最初の局面で、前線からのプレスに相当する。 |
| トランジション | 攻守の切り替え局面。数的優位のまま攻め切る速攻(ファストブレイク)はラクロスの醍醐味のひとつ。 |
| セトルドオフェンス | 両チームの陣形が整った状態で行う遅攻。6対6のハーフコートオフェンスを指す。 |
| マンアップ(EMO) | 相手のペナルティによる数的優位の攻撃。エキストラマンオフェンスとも呼ばれ、セットプレーの完成度が問われる。 |
| マンダウン | ペナルティによる数的不利の守備局面。ゾーンディフェンスで守るのが一般的。 |
| グラウンドボール | 地面に転がったルーズボール、またはそれを拾うプレー。獲得数はチームの走力・激しさを示す代表的スタッツ。 |
| クリース | ゴール周囲の円形エリア。オフェンス選手は侵入できず、ゴーリーが保護される。 |
| ショットクロック | 攻撃側が一定時間内にシュートまで到達しなければならない制限時間のルール。試合のテンポを上げるために導入されている。 |
| ボックスラクロス | 屋内リンクで行う6人制ラクロス。カナダで主流のフォーマットで、プロリーグ(NLL)も存在する。 |
| Sixes(シックスィーズ) | 6人制・短時間の新フォーマット。2028年ロサンゼルス五輪の実施種目に採用され、男女とも同一ルールで行われる。 |
ポジション
| アタック(AT) | 得点を主な役割とする攻撃専門ポジション。男子は3人が基本で、原則として自陣側へは戻らない。 |
|---|---|
| ミッドフィールダー(MF) | 攻守両方に関わる中盤のポジション。走行距離が最も長く、交代しながらプレーする。ミディとも呼ばれる。 |
| ディフェンス(DF) | 守備専門のポジション。男子はロングスティックを持ち、相手アタックとマッチアップする。 |
| ゴーリー(G) | ゴールキーパー。セーブに加え、クリアの起点として第一パスの精度も重要な役割。 |
| FOGO | フェイスオフ専門の選手(Face Off Get Off)。フェイスオフ直後に交代することからこう呼ばれる。 |
| LSM | ロングスティックミッドフィールダー。ロングスティックを持つ守備的MFで、相手の主力MFへのマークやトランジション守備を担う。 |
| SSDM | ショートスティックディフェンシブミッドフィールダー。守備局面専門の短いスティックのMF。 |
プレー・技術
| クレードル | クロスを揺らしてボールを遠心力でポケットに保持する基本技術。ラクロスの最初に習う動作。 |
|---|---|
| ドッジ | 1対1でディフェンスを抜く技術の総称。スプリットドッジ、ロールドッジなど多様な種類がある。 |
| フィード | シュートを打つ味方へ送る崩しのパス。フィードからの得点はアシストとして記録される。 |
| カット | オフボールの選手がパスを受けるためにゴール前へ走り込む動き。 |
| ピック | 味方の進路上の相手選手に体を当てて進路を妨げ、味方をフリーにするスクリーンプレー。 |
| スクープ | グラウンドボールをクロスですくい上げる技術。低い姿勢と走り抜ける動作が基本。 |
| スティックチェック | 相手のクロスを自分のクロスで叩き、ボールを落とさせる守備技術。 |
| ボディチェック | 男子ラクロスで認められる体当たり。ボール保持者などに対し、規定の範囲内でのみ許される。女子は禁止。 |
| 8メートルフリーシュート | 女子ラクロスでゴール前の反則時に与えられるフリーシュート。ゴール前8メートルの位置から直接シュートできる。 |
反則
| スラッシング | 相手の身体を叩く危険なスティックチェックの反則。男子ではペナルティボックスへの退場が科される。 |
|---|---|
| クロスチェック | クロスのシャフト部分で相手を押す・突く反則。 |
| ホールディング | 相手やクロスを掴む・抑え込む反則。 |
| オフサイド | 自陣・敵陣それぞれに必要な人数が満たされていない状態の反則。攻め残り・守り残りの人数管理はチームの約束事。 |
| シューティングスペース | 女子ラクロスの安全ルール。シュートコース上に守備側が不用意に入ると反則になる。 |
用具
| クロス(スティック) | ラクロス用スティックの呼称。ヘッド(網部分)とシャフト(柄)で構成される。ポジションにより長さの規定が異なる。 |
|---|---|
| ポケット | ヘッドに張られた網のボールを収める部分。女子は深さが厳しく制限され、男女の競技性の違いを生んでいる。 |
| ロングスティック | 男子の守備選手が使う長いクロス。チームで同時に使用できる本数に制限がある。 |
| アイガード | 女子ラクロスで着用する目を保護するゴーグル。女子はヘルメットではなくアイガードが基本装備。 |
| ペナルティボックス | 男子で反則した選手が一定時間待機する場所。この間チームは数的不利(マンダウン)で戦う。 |
用語の定義・ルールの詳細はWorld Lacrosseおよび日本ラクロス協会の公表情報に基づきます。ルールは年度により改定される場合があります。