就活 2026-10-02
ラクロス部のOB・OG訪問のやり方 ― 部のつながりを就活で活かす依頼文・質問・お礼の流れ
ラクロス部の就活生が持っている大きな資産のひとつが、OB・OGとのつながりです。大学ラクロスは「大学から始める競技」が中心で、卒業後も部や地区のつながりが続きやすい文化があります。それでも「誰に連絡していいのかわからない」「失礼にならない依頼の仕方がわからない」と、OB・OG訪問に踏み出せないまま時期を逃す学生は少なくありません。
この記事では、ラクロス部の学生がOB・OG訪問を進めるための手順を、探し方・依頼・当日の質問・お礼まで順に整理します。就活全体の時間配分はラクロス部の就活はいつから?、志望動機への活かし方はラクロス部の志望動機の書き方もあわせてご覧ください。
なぜラクロス部はOB・OG訪問と相性がよいのか
共通の話題があり、会ってもらいやすい
OB・OGにとって、後輩からの連絡は「自分たちの部を今も頑張っている学生」からの連絡です。共通の話題(同じ部、同じポジション、同じ地区リーグ)があるため、初対面でも話が弾みやすく、面談の冒頭で距離が縮まりやすいのが強みです。
現役時代の経験を言語化する練習になる
OB・OGは、体育会での経験が仕事のどこで活きたか(あるいは活きなかったか)を自分の言葉で話してくれます。その話を聞くことで、自分のガクチカや自己PRを社会人の視点から見直すきっかけにもなります。ガクチカの書き方はラクロス部の「ガクチカ」の書き方で解説しています。
OB・OGの探し方
部内の名簿・OB会・代表者経由
最初に確認したいのは、部が持っているOB・OG名簿やOB会の窓口です。多くの部では、主将・幹部・就活担当の学年がOB会との連絡役を担っています。まずは先輩に「OB・OGを紹介してもらえる仕組みはあるか」を相談するのが最短ルートです。
先輩・同期の紹介
名簿がない場合でも、1学年上の先輩が就職先の先輩を知っていることはよくあります。「○○業界に進んだ先輩を紹介してほしい」と業界を絞って頼むと、相手も心当たりを探しやすくなります。
注意したいこと
- 部の名簿や連絡先は、部の関係者のための情報です。目的外に使ったり、他の学生へ無断で共有したりしないようにしましょう。
- 大学のキャリアセンターが持つ卒業生名簿を使う方法もあります。部とは別の窓口として併用できます。
依頼メッセージの書き方
基本の型
依頼文は、短く、断りやすく、具体的に書くのが基本です。次の要素を入れると、相手が判断しやすくなります。
| 要素 | 書く内容 |
|---|---|
| 自己紹介 | 大学名・学年・部での役割(ポジションなど) |
| 連絡した理由 | なぜその人に連絡したのか(業界・職種・部の先輩であること) |
| お願いの内容 | 30分程度、オンラインでも可、など負担の小さい形 |
| 日程の候補 | 複数の候補日時と、リーグ戦などで動かせない日の共有 |
| 断りやすさ | 「ご都合が合わなければ遠慮なくお知らせください」の一文 |
避けたいこと
- 「何でもいいので話を聞きたい」という目的のない依頼
- 一斉送信とわかる文面
- 返信を急かす連絡
当日の30分で何を聞くか
聞きたい質問の分類
限られた時間を有効に使うため、質問は「仕事」「選び方」「部の経験」の3つに分けて準備しておきましょう。
- 仕事の中身: 1日の流れ、やりがいが大きい場面、大変だった場面
- 会社・業界の選び方: 就活時に何を軸にしたか、入社前後のギャップ
- 部の経験との関係: 体育会での経験が仕事のどこで役立ったか、選考でどう評価されたと感じるか
調べればわかること(会社の事業内容や制度の概要)を聞くのは避け、その人にしか答えられない経験談に時間を使うのがコツです。
志望度が上がる質問、下がる質問
OB・OGの話は、志望度を上げるだけでなく「自分には合わない」と気づく材料にもなります。早い段階でミスマッチに気づけることも、訪問の大切な成果です。
リーグ戦シーズンとの両立
OB・OG訪問は、日程の調整に自分のペースを合わせにくい面があります。次の工夫で負担を減らせます。
- オフ期にまとめて依頼する: リーグ戦は例年7月ごろから12月ごろまで開催されます。シーズン外に先に連絡しておくと、日程の自由度が高まります。
- オンラインを活用する: 練習前後の短い時間でも対応でき、移動時間を省けます。
- 動かせない予定を先に伝える: 試合日程は動かせないため、最初の連絡で伝えておくとやり取りが減ります。
各地区の最新日程は試合日程ページで確認できます。
訪問後のお礼と報告
お礼は当日中が目安
面談の終了後、当日か翌日にはお礼の連絡を入れましょう。話を聞いて何を考えたか、一つ具体的に触れると印象に残ります。
その後の結果も報告する
選考が進んだときや、進路が決まったときの結果報告は、OB・OGにとっても嬉しい連絡です。この積み重ねが、部の後輩にとっての信頼にもつながります。
OB・OG訪問と並行して使える相談先
OB・OGの話は貴重ですが、人によって意見が異なり、一人の経験を一般化しすぎるリスクもあります。体育会学生の就活に取り組む「ツナカレ就活」のようなサービスで、部の状況を理解した人に相談しながら、OB・OG訪問と使い分ける選択肢もあります。
まとめ
ラクロス部のOB・OG訪問は、部のつながりという資産を、就活の情報と自己理解に変える取り組みです。名簿や先輩経由で相手を探し、短く断りやすい依頼文を送り、当日は「その人にしか聞けないこと」に絞って質問し、お礼と報告まで丁寧に行う。この流れを押さえておけば、リーグ戦と就活の両立の中でも無理なく進められます。
まずは、部のOB・OGへの窓口が誰なのかを確認するところから始めてみてください。
出典
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