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大会ガイド 2026-09-21

大学ラクロスの「新人戦」とは? 1年生の公式戦デビューから全国大会「あかつきカップ」までを解説

大学ラクロスの公式戦というと、部・ブロックに分かれて行われるリーグ戦を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし実は、そのリーグ戦とは別に、大学に入学したばかりの1年生が中心となって戦う「新人戦」という公式戦が各地区で開催されています。この記事では、新人戦がどのような大会なのか、その先にある全国大会「あかつきカップ」への道筋とあわせて、公益社団法人日本ラクロス協会(JLA)の公開情報をもとに整理しました。

新人戦とは何か ― 1年生のための公式戦

大学ラクロスの多くは大学から始める新入生が多数を占める競技です。4月に入部した1年生が、シーズン中盤から終盤にかけて主力として戦うリーグ戦にすぐ出場するのは簡単なことではありません。そこで各地区の学生連盟は、1年生を中心とした選手が公式戦を経験できる場として「新人戦」を別途開催しています。上級生主体のリーグ戦とは出場資格や運営が区別されており、入部して間もない選手が試合形式のプレーに触れる最初の機会という位置づけです。

地区・時期によって形式が異なる新人戦

新人戦の呼称や開催時期は地区によって異なります。たとえば関西地区では、夏に「サマーステージ」、シーズン終盤に「ウィンターステージ」という2つの大会が行われています。JLAが公開している実施概要によれば、サマーステージは「大学1年生の選手が、入部後の早期に公式戦を経験することでモチベーションの維持と向上を目指す」ことを目的とし、ウィンターステージは「試合経験を積むことによってルールを理解させるとともに、練習の成果を試す場を設けることで技術向上をはかる」ことを目的として開催されています。

また東北地区では「東北学生冬季新人戦」のように、地区ごとに独自の名称・日程で新人戦が組まれています。このように具体的な形式は地区によって違いますが、「1年生を中心とした公式戦の経験機会を用意する」という役割は全国の地区に共通しています。

新人戦の先にある全国大会「あかつきカップ」

各地区の新人戦を勝ち上がったチームには、その先に全国大会が用意されています。それが「ラクロス全日本学生新人選手権大会」、通称「あかつきカップ」です。

出場枠の決まり方

あかつきカップの出場枠は、北海道・東北・関東・東海・関西・中四国・九州の7地区それぞれの新人戦優勝チームに与えられます。加えて、大会のルーツとなった中四国地区には準優勝チームにも出場枠が与えられる特例があり、この地区だけ2チームが出場できる仕組みになっています。7地区の優勝校7枠に、中四国地区の追加枠1つを合わせて、計8チームによって争われる大会です。

中四国地区発の大会が全国大会に

あかつきカップは、2016年に中四国学生連盟の発案でスタートした地区内の交流大会がルーツです。「全国の新人戦優勝、あるいはそれに準じたチームで競い合いながら、交流ができる場を創ろう」という趣旨のもと始まり、2022年3月にJLA主催・日本学生ラクロス連盟主管の全国大会として生まれ変わりました。中四国地区に準優勝チームの出場枠が残っているのは、この大会の成り立ちを反映したものです。

直近のあかつきカップの結果

2026年3月6日から3月8日にかけて、岡山県・美作市総合運動公園ラグビーサッカー場で「日清食品 presents 第4回ラクロス全日本学生新人選手権大会 ~あかつきカップ~」が開催されました。女子は同志社大学/大阪体育大学合同が優勝し、2大会連続の栄冠となりました。男子は中京大学が初優勝を果たし、これは大会が全国大会化して以降、関東・関西地区以外のチームが優勝する初めてのケースとなりました。各地区のリーグ戦の順位表で見慣れている強豪校とは異なる顔ぶれが上位に来ることもあるのが、新人戦・あかつきカップならではの見どころです。

新人戦を追いかける意味

新人戦は、その年の1年生がどれだけ早く公式戦に適応しているかを見られる貴重な機会です。ここで力をつけた選手が、翌年以降のリーグ戦で主力として活躍していくケースも少なくありません。大学ラクロスを初めて観戦するにあたっての基本を押さえたうえで、新人戦から選手を追いかけておくと、数年後にリーグ戦で活躍する姿を見たときの楽しみ方も変わってくるはずです。

よくある疑問

新人戦にはどの学年の選手が出場できるのか

大会・地区によって細かな規定は異なりますが、基本的には1年生を対象とした公式戦です。入部して間もない選手に公式戦の経験を積ませることが主な目的のため、上級生主体のリーグ戦とは出場資格が区別されています。

新人戦の日程はリーグ戦とどう違うのか

新人戦の開催時期は地区によって異なり、関西のように夏と冬の2回に分けて開催する地区もあれば、年に1回の実施となる地区もあります。上級生主体のリーグ戦とは別日程で組まれるのが一般的です。

あかつきカップは毎年開催されるのか

2022年3月の全国大会化以降、毎年度開催されています。開催時期はおおむね3月上旬で、その年の詳しい日程・会場はJLA公式サイトの大会ページで発表されます。

まとめ

大学ラクロスの新人戦は、1年生が公式戦を経験する最初の舞台であり、その先には全国の頂点を争う「あかつきカップ」が待っています。上級生主体のリーグ戦とはひと味違う顔ぶれが登場するのも新人戦の魅力です。応援する大学の1年生がどんな新人戦を戦っているのか、各地区の試合結果とあわせて注目してみてください。

出典

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